ロッテ橋本将捕手(32)が3日、千葉市内の球団事務所で残留交渉し、FA権を行使せずに残留することで合意に達した。年俸7500万円(推定)の1年契約で更改した。今季は93試合に出場し、11本塁打、55打点、打率3割1分1厘。規定打席には届かなかったが自己最高打率を残した。年俸3500万円から114%アップに「バレンタイン監督から『絶対に必要だ』と言われ、条件面でも高い評価をしてもらった。これでスッキリしたので、来年はボビーを男にしたいと思う」と話した。

 同捕手には阪神、ヤクルト、横浜が獲得に乗り出す可能性を示唆していた。1年契約については「来年FAしたくなるかもしれないし、再来年はどうなるか分からない。守備の不安を解消して、来年も周りから騒がれるくらいの成績を残したい」と話した。