<練習試合:日本ハム6-9楽天>◇23日◇名護

 レーザービームにノムさんゾッコン!

 牧田明久外野手(26)が守備で特大アピールした。7回1死三塁、金子洋の右邪飛に三塁走者の村田がタッチアップを試みたが、牧田のワンバウンド返球で本塁タッチアウト。失点のピンチを併殺で切り抜ける殊勲の守備に、野村監督も「あの強肩を見ると、使いたくなるよなあ。特に右翼だからな。2割8分、打たないかな?

 3割とは言わないが」と絶賛した。6回にも無死三塁から右飛があり、捕手伊志嶺が捕り損ねたが、牧田の返球は完ぺきだった。

 07年12月に右ヒジ手術を受け、昨季は棒に振った。牧田は「筋肉を鍛えて、投げられるようになったのは昨季の終わりくらい。投げられるようになって良かった。今日はアピールできました」と笑顔で話した。打っては4回に中前打。2年前から「打てればレギュラー」と言われる牧田の復活で、外野手争いはさらに過熱する。【金子航】

 [2009年2月24日12時28分

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