ヤクルト由規(19)が、好投手への登竜門「交流戦10代勝利」へ意気込んだ。17日ロッテ戦に先発予定の右腕は、日本ハムダルビッシュや西武涌井、楽天田中らも記録している交流戦10代勝利のかかる一戦を前に「勝ちたいですね…。うん、勝ちたいです」と短く力を込めた。ここまで3戦2敗の交流戦も、今回が今年最終登板となる。12月に20歳となるため、日本を代表する“先輩たち”に肩を並べるにはラストチャンスだ。

 右手人さし指のマメの影響などから、4月18日広島戦から2カ月、白星も遠ざかっている。「正直長く感じる。ずっと勝っていないので、まずいなという気持ちです」と、貪欲(どんよく)に白星を目指したいとした。

 [2009年6月17日9時46分

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