中4日杉内をサポートするのは強力なリリーフ陣だ。ソフトバンクは残り3試合、本来先発のデニス・ホールトン投手(30)、和田毅投手(28)を中継ぎ待機させることも決まった。高山投手コーチは「いろいろな可能性があります。いろいろな」と2位奪取へ向け、万全を期す考えを示した。スクランブル体勢で「CS本拠地開催」をつかみにいく。

 ホールトンは今季、外国人投手として球団44年ぶりの2ケタ勝利(2日現在11勝)を達成するなど、右のエースとして安定感を発揮した。通算73勝の和田も左ひじ炎症から復帰後、白星こそ挙げていないが9月29日の楽天戦で6回3失点と本来のキレを取り戻した。CS第1ステージでの先発3本柱は、エース杉内と、この2人が濃厚。CS開幕の16日まで登板間隔が空くことも考慮し、首脳陣は両投手を惜しげもなく2番手以降で起用する構えだ。

 [2009年10月3日12時13分

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