オリックス岡田彰布監督(52)が14日、大引啓次内野手(25)に異例の直接指導だ。2日連続で2番遊撃として起用した紅白戦で、打撃内容にダメ出し。初回、無死二塁から弱い遊ゴロに倒れた場面を「一番あかん」。バントを多用しない岡田監督は「打て」のサインを出していた。「中途半端なゴロ打つんなら、思い切って引っ張ったらええ」。進塁打にもならず、三遊間を破る力強さもなく、我慢できなかったようだ。

 ただ、岡田監督の小言は、期待の裏返し。大引は「(指導は)ありがたいことですし、頭を切り替えてやります」と前向きだった。

 [2010年2月15日11時46分

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