ヤクルト高田繁監督(64)が15日、「魔術」を伝授した。外野のフェンス付近で青木、福地、飯原、上田、高井の5人の外野手に、ボールを追う際の動きなど熱心に指導した。巨人の現役時代、「塀際の魔術師」と呼ばれた高田監督は、「投手が投げた瞬間の動きが大事。勝負は1歩目。守備が面白くなって気持ちが入っていれば、いいスタートが切れる」と、熱弁した。4年連続でゴールデングラブ賞を受賞している青木も、外野守備の極意に「ありがたいですよね。うちの監督でラッキーでした」と感謝していた。

 [2010年2月16日8時43分

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