昌山本のすべらないカーブ~?
14日に鳥取市内で自主トレを公開した球界最年長の中日山本昌投手(45)はプロ28年目にして変化球の新たな握りに挑戦することを明かした。
「変化球の時に指をかけるラインを変える。慣れれば問題ない。靴ずれと同じ。ダメならまた元に戻せばいいんだから」。
特にカーブを改良する。昨年の日本シリーズ第4戦(千葉マリン)に先発し、カーブが2度もすっぽ抜けてバックネットに達した。今季から「滑りやすい」と言われる統一球が導入されることもあり、修正の必要性を感じていた。
「カーブはすっぽ抜けるところがあるんで、変える可能性は高い。(1試合で)2回もすっぽ抜けることは考えられない。変化が少し変わるなら、それはそれで価値がある」。
ちなみに「握り方?
引退してから教えるよ」とポイントは極秘だ。いくつになっても好奇心旺盛な性格は変わらない。
「また、2ケタ勝利を目指してやっていく。ダメならユニホームを脱ぐ。そういう覚悟はとっくにできている。もちろん諦めるつもりはない」。
昨年の大みそかには「紅白よりもダウンタウンだよ」とダウンタウン派であることを公言した左腕。46歳となる今季も進化を目指すベテランに「いや~すべらんなあ~」とうなるしかない!?【桝井聡】
[2011年1月15日11時37分
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