西武菊池雄星投手(19)は、2年目のキャンプ初日から捕手を座らせて32球を投げ込み、左肩の順調な回復ぶりを改めてアピールした。渡辺監督も「腕も振れていて、去年の今ごろに比べたら雲泥の差。どれくらいいけるか分かってるね」と評価。5年目木村、ドラフト1位大石と最速155キロ投手が並んだブルペンに「ボールの力は今のウチの投手陣で上位。1人でもローテーションに入って戦力になってほしい」と期待した。菊池自身の鼻息も荒い。4日の休日まで第1クール3連投を視野に入れ「実戦を意識して投げていきたい。これだというフォームを見つけられれば」と、昨年5月以来となる実戦登板に意欲をにじませた。

 [2011年2月2日7時38分

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