来季からプロ野球独立リーグのルートインBCリーグに参入する「福島ホープス」に、日本ハムを今季限りで退団した村田和哉外野手(29)が入団することが2日までに分かった。コーチを兼任する予定。

 07年大学・社会人ドラフト4巡目で日本ハム入団。今季まで6年間プレーし1軍通算211試合出場。チームでも屈指の俊足で代走要因として鳴らし、身長167センチと小柄だが巧打に定評があった。11月の12球団合同トライアウトを2度とも受験したがNPBから誘いがなく、かねて将来的な指導者志向もあったことから新球団へと進路を定めた。「指導者としての勉強をしたい」との希望とも合致。選手兼任監督に就任した前ヤクルト岩村明憲内野手(35)の下で再出発、福島を盛り上げる。