侍ジャパンがソフトバンクとの壮行試合に勝利した後、WBC本番を想定したタイブレーク練習を行った。

無死二塁の場面で高橋宏斗投手(20=中日)が登板。2死三塁から柳町に左前適時打を浴びたものの、最少1失点で延長10回裏想定の攻撃につないだ。

侍ジャパンの攻撃は無死二塁で走者は俊足の周東。サポートメンバーの松原がきっちりと犠打を決めると、1死三塁で壮行試合では途中出場していた中野が右前適時打を放ち“同点”に追いついた。

中野は続く牧の打席の間に二盗に成功。その後は後続が倒れ“サヨナラ勝ち”とはならなかったが、本番では1点を争う緊迫した場面が予想される状況で、21年盗塁王に輝いた俊足を発揮した。

タイブレーク練習は、両チーム申し合わせの上、任意の打順から開始していた。

◆タイブレーク 早期決着を目指し、延長戦で人為的に走者を置く特別ルール。WBCでは09年の第2回大会から採用された。13年の第3回大会までは「延長13回以降、無死一、二塁から」、17年の第4回大会で開始が延長11回となり、今回は大リーグの現行ルールと同じ「延長10回以降、無死二塁から」で実施する。打順は前の回から引き継ぎ、走者は前の回の最終打者。17年の前回大会では、2次ラウンドの日本-オランダ戦(延長11回、8-6で日本の勝利)を含む3試合で実施された。