異次元の“160キロ祭”だった。侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が、大谷に並ぶ日本人最速タイの165キロを計測するなど、直球36球のうち、160キロ台は80%となる28球でマーク。平均は過去最速タイの161・1キロだった。

3回53球、1安打3奪三振の無失点の圧巻投球でマウンドを降り「調子自体は悪くなかったですが、小さな誤差で投球にばらつきが生じました。悪いところが本戦前に出たので、次に生かします」と反省が口をついた。

佐々木は1回のビシエドへの初球、見逃しストライクとなった1球で自己最速タイの164キロをマーク。1回2死一、三塁、アキーノへの4球目で自己最速を更新する165キロを記録していた。剛速球連発に場内は騒然となった。

【WBC】佐々木朗希が自己最速165キロ!侍ジャパン壮行試合 日本-中日/速報中