一昨年までエンゼルスの試合中継を担当していたホセ・モタ氏(57)が、大谷翔平投手(28)との再会に胸を躍らせた。9日から東京ドームで開催されるWBCB組1次ラウンドで、米専門テレビ局MLBネットワークの中継担当として来日。8日に初めて東京ドームを訪れた。

「オオタニは友達。会うのが楽しみだった。日本に来ることを熱望していたので、この仕事を受けたんだ」と話し「日本での試合を楽しみにしている。球場の盛り上がりは最高だと聞いているよ」と笑顔を見せた。

B組の戦いの行方については「サムライがやはりナンバーワンだろう。オオタニだけでなく、ムラカミ、ヤマモト、ササキを見るのも楽しみにしている。彼らは米国でも報道されて名前は知っているが、この目で見られる。興奮しているよ」と話した。

モタ氏は米テレビ局バリースポーツ・ウエストで長年、エンゼルスの中継で実況やリポーターを務め、日本のファンにも親しまれていた。

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