侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)が試合前に稲葉篤紀氏(50)と談笑し、握手を交わした。

同氏は同じ日本ハムOBで、現在はゼネラルマネジャー(GM)を務めている。久々の再会で大谷と会話を交わし、フリー打撃も見守っていた稲葉氏は「すごいですね。先ステップ(足を先に着地させてタイミングを取る形)になって、大きく変わりましたね」などと印象を語った。

21年に開催された東京五輪で監督を務め、侍ジャパンを金メダル獲得に導いた。国際大会の経験も豊富だが、大谷との会話については「ファイターズの球場の話とか。『TOWER11(タワー・イレブン)があるから、来てよ』っていう感じで」と明かした。

タワー・イレブンは日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の左翼スタンドにタワー型特別エリアとして建設され、温泉やサウナ施設、宿泊施設が完備されている。名称は背番号11だった球団OBのダルビッシュ有投手(36)と大谷翔平投手(28)に敬意を表して命名された。

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