侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)のWBC初球は162キロの外角低めストレートだった。ボールが2球続いた後は右飛で最初の打者を打ち取り、大きく息を吐いた。

2番打者には2ストライクと追い込んだ3球目フォークがホームベースの1メートル以上前でバウンドし、甲斐拓也捕手(30=ソフトバンク)が“顔面”でストップ。最後は146キロのフォークで空振り三振を奪った。

3番打者の初球には164キロをマーク。だが、3球目の163キロの低めストレートを左翼線に二塁打を浴びた。4番打者は初球を遊ゴロに封じたかと思ったが、今大会初スタメン中野拓夢内野手(26=阪神)がまさかの送球エラーで二塁走者の生還を許した。

佐々木は、5番打者をフォークで空振り三振に斬って後続を断つと、右袖で口元の汗を拭った。

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