侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)がWBC初勝利を挙げた。3回2/3を2安打1失点(自責0)。1回に味方の失策から先制点を許したが、3回に逆転に成功し、勝利投手は佐々木に付いた。

一方、3番手で宮城大弥投手(21=オリックス)も好投した。5回からのロングリリーフとなり、最終回まで完了した。68球を投げ、2安打無四球1失点で7奪三振。佐々木を上回る5回を投げ、侍ジャパンの今大会初セーブをマークした。

2人は19年のU18ワールドカップでもチームメートだった同学年。仲良しコンビが日本の開幕3連勝に貢献した。

WBCは球数制限(1次ラウンドは65球)のルールがあり、公式戦のように先発投手が5回以上を投げなくても、リードしていれば基本、勝利投手になる。9日の中国戦では大谷翔平投手(28=エンゼルス)が4回無失点、前日10日の韓国戦では3回3失点のダルビッシュ有投手(36=パドレス)が、ともに先発して勝利投手になった。

【WBCライブ速報】侍ジャパン3連勝で準々決勝進出王手