侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)がイタリアの守備シフトの餌食になった。

初回無死一、二塁のチャンス。この時、遊撃が二塁ベース右の後方にまで移動していた。大谷はちょうど、この付近にライナーを放つと、イタリア遊撃手のロペスがダイビングキャッチ。定位置なら中前へ確実に抜けていた当たりをキャッチされた。記録は遊直だった。

その後の4番吉田、5番村上の打席の際にも同様のシフトになっていた。

イタリアのピアザ監督は前日会見で「大胆なシフトはデータのたまものだと思っている。日本のような強豪と戦う時は守備が大事。1つのミスも許されない。私たちのシフトが機能して、いい試合ができることを願っています」と話していたが、早速機能した。