WBC初出場のチェコ代表をまとめたペテル・ジーマ主将(33)が20日、ウィリー・エスカラ内野手(26)と同国名産のビールで別れの乾杯をした。

自身のツイッターを更新し、首都プラハのバーでエスカラを歓待。「帰国するウィリーにさよならを言うために、私の好きなお店を紹介した。そして、ビールの飲み比べをしたんだ」と、ツーショット写真も添えた。エスカラも自身のツイッターで、8つのビールグラスを並べて、サムアップポーズで笑顔。「キャプテン、9月に会いましょう。数週間のお付き合いでしたが、お世話になりました」と投稿した。

死球を通じて侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)と親交を深めて有名になったエスカラは、今WBCが初のチェコ代表入り。出身は米国で、大学までWBCのメーン会場にもなるフロリダ州マイアミで過ごした。母がチェコ出身で、同代表では3人しかいないチェコ国外の出身者。昨季は米独立リーグでプレーしており、今季も代表では数少ない専業選手としてプレーを続ける。

チェコは9月に自国開催の欧州選手権で初優勝を狙っている。エスカラも9月に再び、代表の一員として戻ってくる予定だ。

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