男子柔道66キロ級で04年のアテネ五輪、08年北京五輪と2連覇を達成し、準強姦(ごうかん)罪で5年の実刑となった内柴正人(39)がプロレスのリングに初登場した。

 30日、新木場1st Ringで開催されたプロレス興行ハードヒットに来場。大会をプロデュースする佐藤光留(37)からの公開オファーはなかったが、リング上でマイクを握りファンにあいさつした。「(プロレスは)やる気はありません。今は柔術に集中しているし、いずれは柔道に帰りたい」と希望を語った。来年は月1度のペースで柔術のアマチュア大会に出場予定という。