武尊(26)がK-1第4代スーパー・フェザー級王座決定戦を勝ち抜き、史上初の3階級制覇を果たした。

 事実上の決勝戦とされた1回戦でスタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ)に3-0判定で勝利。準決勝で郷州征宜を1回KO、決勝で小宮山工介を3回KOで下した。

 頂点に立った武尊は「K-1はもっと人に希望とか夢とかたくさん与えるパワーがある。K-1を地上波でゴールデンタイムの生中継に、僕が現役中に絶対に実現させたい。これからもK-1を応援してください」と呼びかけた。

 RISEバンタム級王者の那須川天心とスーパーマッチ実現を期待する声は大きい。武尊は「僕と対戦したいと言ってる人もたくさんいる。立ち技の世界最高のリングはこのK-1なんで、やりたいんだったらK-1の舞台に上がってきてください。逃げも隠れもしないんで。K-1最高!」と絶叫。超満員のスタンドは大歓声に沸いた。