富士市を拠点に活動する駿河男児ボクシングジムが1日、所属プロの市川大樹(23)、村地翼(22)が、株式会社エイワンスポーツプラザとサポート契約を結んだことを発表した。

エイワンスポーツプラザは、スポーツジムなどを運営。2人は、契約期間中の4月1日から翌年3月31日まで、「A-1スポーツクラブ新富士店」と、併設された温浴施設「湯らぎの里」を、無償で利用することができる。

世界チャンピオンを目指す2人は、地元から強力なサポートを得た形となる。以前から温泉施設を利用していたという村地は、「毎日のように来ていたのでうれしい」と声を弾ませた。また、多くのマシンが設置されたジムについて市川は「普段できないトレーニングができるのでわくわくする」と、どんどん練習に活用していくつもりだ。

株式会社エイワンスポーツプラザの古屋一樹統括(35)は、「富士市から世界チャンピオンを出すという思いを受け、スタッフ、ご利用のお客さま一同で応援できたら」と、サポートを決めた。今後は、他の選手との契約も検討しており、富士市からの世界王者輩出に向け、全面的に支援していく。【和田憲明】