“狂犬”ジョン・モクスリーが広島に来襲した。ワールド・タッグ・リーグ公式戦のランス・アーチャー、鈴木みのる組対高橋裕二郎、KENTA組でアーチャーが勝利した直後に観客席から登場。

リングにあがると、アーチャーにデスライダーを決め、「東京ドームで、おれのベルトを取り戻す! テキサスデスマッチだ」と宣言した。

ベルトとは自分が巻いていたIWGPUSヘビー級のこと。モクスリーは台風の影響で、10月14日両国国技館大会で予定されていた防衛戦に来られず、なぜか陥落。代わりに行われた王座決定戦でアーチャーがジュース・ロビンソンを下し新王者となっていた。モクスリーは「あのベルトは航空会社に奪われたんだよ」と理不尽なベルト移動に不服を示し、反則なしで10カウントKOとギブアップで勝敗を決める過酷なデスマッチ形式でのタイトル戦を求めた。