挑戦者の鷹木信悟(37)が新日本でシングル初タイトルとなるNEVER無差別級王座を獲得した。

王者・後藤洋央紀(40)に挑戦。エルボー、ラリアット、頭突きの応酬の末、最後は得意技のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで締めた。試合後は両者とも立てない20分10秒の死闘を制して「めちゃくちゃしんどいけど最高の気分」と北の大地で叫んだ。

わずか1年あまりでの戴冠だ。新日本に電撃入団したのは昨年1月。本来はジュニアヘビー級だが、昨夏のG1クライマックスではパワーを見せつけてヘビー級に転向した。これでNEVER無差別級6人タッグとの2冠。「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーでリーダー格の内藤哲也が最も権威のあるIWGPヘビー級のベルトを持つ。「そっちは内藤に任せてこれを俺色に染める。この新日本でオンリーワンを目指す」と力強かった。