新型コロナウイルスの陰性が確認された棚橋弘至(43)が無事6人タッグ戦に出場したが、古傷の膝に集中攻撃を浴びる散々の結果となった。

棚橋は1日放送のテレビ番組「炎の体育会TV」に出演。共演した三代目J SOUL BROTHERSのELLYが新型コロナウイルスに感染したため、抗体検査、抗原検査、PCR検査を行い、すべて陰性だった。

この日は元気な姿をみせるはずだったが、相手のザック・セイバーJr.、タイチ、金丸組に序盤からしつこい膝攻めにあい、まったく動けない状態に。タッグパートナー飯伏幸太のエールもむなしく、最後までやられっぱなしで膝をひきずりながらリングを去った。

相棒との信頼関係も崩れ始めた。バックステージで棚橋は飯伏の肩に手をかけ、7日のタッグトーナメント戦に向け「明日は信用してくれ、大丈夫」と声をかけるが、飯伏は無言。

飯伏が去り、1人になった棚橋は「口で大丈夫って言ってもさ、大丈夫さが伝わるわけではないし…。飯伏みたいな旬なレスラーを俺がつなぎ留めておく権利はないのかもしれないね」と弱音を吐いた。