RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が白星でUFCデビューを飾った。

UFCで6勝しているランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に臨み、3-0(30-27×3)で判定勝利。堂々のオクタゴン(金網)デビューを飾った。

入場時には尊敬するIQファイター桜庭和志の入場曲「SPEED TK RE-MIX」でオクタゴンまで歩いて気持ちを高揚させた村田は、サウスポースタイルで前に出ると、1回からいきなりテークダウンを奪った。柔道の足技も駆使し、相手の上に乗りながら右ひじ、右拳で顔面を殴った。2回はバックハンドブロー、左ストレートなどで打撃戦を展開した後、タックルで倒してケージ際に押し込んだ。

最終3回にはマルコスの体を持ち上げてからマットに落とし、裸絞めも仕掛けた。ガードポジションから強烈な右拳を相手顔面に振り下ろした。サイドポジションにも入りながら終始、UFCでも経験豊富なベテランをコントロール。打撃成功30回、テークダウン4回成功と攻め切った村田が勝ち名乗りを受けた。

村田はRIZINや米女子総合格闘技INVICTA FCで計7連勝を飾った後、今年3月にUFCと契約を結んでいた。