WWE最高位王座(ヘビー級王座、ユニバーサル王座)の獲得を目指す中邑真輔(40)が、過去に保持していたインターコンチネンタル(IC)王座挑戦で「腕試し」した。

リングに登場したIC王者ビッグEから広く挑戦者を募るオープンチャレンジが宣言されると、最初に先週も挑戦したアポロ・クルーズが姿をみせるも却下。続いて登場した中邑が正式な挑戦者に指名された。

なぜか場外でクルーズが見守る中、蹴り連打、コーナーでのけいれん式ストンピングの“中邑ムーブ”で先手を打てば、王者のクローズライン(ラリアット)からのスプラッシュを浴びた。エプロンまでよじ登ったクルーズの邪魔で隙をみせたビッグEに対し、中邑は延髄斬りやセカンドロープからのジャンピングニーをさく裂させた。

ついにキンシャサ(ランニング式膝蹴り)を放つチャンスを迎えたが、王者に回避された。逆にビッグEの必殺ビッグエンディングの態勢に入られるピンチを迎えたものの、乱入したクルーズのドロップキックがビッグEに直撃。そのまま試合は反則裁定となってしまった。3者ともに後味の悪い結果となった。