WWEの24/7(いつ、どこでも挑戦を受ける)王者戸沢陽(35)が、タッグ戦をぶち壊しながらも何とか王座を死守した。

Rトゥルース、ジャクソン・ライカー組-アライアス、セドリック・アレキサンダー組によるタッグ戦直前、ステージから会場内に走り出てきた戸沢は、同王座を狙うドリュー・グラックやウンベルト・カリーヨらに追いかけられてリングへと逃げ込んだ。ライカーにぶつかると、背後からRトゥルースの丸め込みに見舞われたが、2カウントで返して再び逃走。王者戸沢の逃げ足に早さに乗せられ、そのままRトゥルースもバックステージに追いかけていってしまった。

一方、1人だけリングに残されたライカーは、そのまま1対2の変則マッチでファイト。アレキサンダーを粉砕し、抗争するアライアスに交代を強要した。拒否して逃げ出したアライアスを横目に、ライカーがアレキサンダーをスピニングサイドスラムで沈め、圧勝していた。