12月14日、東京・両国国技館で開催されるボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)に挑戦するIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)が28日、日本に向けてタイから出発した。大橋ジムが同日に発表した。

同日中に来日し、そのまま自主隔離を継続しながら、王座挑戦まで調整を続ける。

WBA8位にもランクされるディパエンは12勝(11KO)2敗の戦績でKO率が高い。井上の所属ジムの大橋秀行会長(56)は「非常に好戦的でパンチも強い選手で油断できない。ボクシングはパンチ1発で何が起こるかわからない。スリリングな試合になるのは間違いないと思います」と警戒している。