K-1ライト級実力者の里見柚己(24)が延長判定勝ちし、龍華(19)の連勝を8で止めた。

武尊が11カ月ぶりのリング、軍司泰斗と対戦/K1ライブ速報>>

2回にはハイキックをくらい、KO寸前まで追い込まれた。しかし、3回終了間際の連打で0-1の判定とし、延長に持ち込むと、得意のパンチで主導権を握った。最後は2-1で逆転勝ち。「K-1初勝利になった。何より倒せなかったことが悔しく思う」と、K-1ライト級上位戦線に残ったことにホッとしながらも、胸を張った。「動画で見たより蹴りが強かった。今回は勝ったが、僅差。次はもっと上の舞台で戦えたらと思う」と、相手の強さに言及し、今後のベルト奪取争いを見据えた。

龍華はK-1甲子園65キロを2019、20年と連覇。18年11月のプロデビュー戦こそ敗北したが、その後は8連勝していた。今回の敗戦で、目指すK-1王者への道は仕切り直しとなった。インタビューでは「今日の映像をしっかり見直して、作り上げて行こう思う」と言葉をしぼり出していた。