「怪物くん」が「秒殺侍」を秒殺した。初代SB世界ライト級王者の鈴木博昭(37=BELLWOOD FIGHT TEAM)が、セミファイナルで初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(38=KIBAマーシャルアーツクラブ)に1回TKO勝利を収めた。

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対戦相手の昇侍は大会前のインタビューで秒殺侍を封印し「塩試合をする」と宣言していたが、ゴング開始から激しい打ち合いに発展。「怪物くん」の異名を取る鈴木は「血のにおいがした瞬間から記憶がない」と、相手がぐらついたところを逃さずに畳みかけ、最後は左フックで沈めた。

試合後は「どんな手を使ってでも食い殺す姿が美しい。俺を殺すために全力で来てくれた」と対戦相手をたたえた。

唯一のランドマーク大会連続出場で2連勝。ランドマーク大会は海外での開催も検討中とあり「ミスターランドマークとしておいしい相手とやりたい」と海外挑戦にも意欲を見せていた。