初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)が総合初勝利を目指した平本蓮(23=ルーファスポーツ)を判定3-0で退けた。

【RIZIN】平本蓮、総合初勝利ならず、鈴木千裕に判定負け/ランドマーク2ライブ詳細>>

1回のゴング直後から激しい打撃戦に発展。右ストレートで立膝をつかせるなど一気に試合が決まるかと思われたが、ダメージを受けながらも冷静に前に出てくる平本に1回中盤以降は苦しんだ。組み合いの膠着(こうちゃく)状態が続き、ブレークを取られる展開に。最後まで互いに決め手を欠いたが、鈴木が手数で平本を上回った。

鈴木は勝利後、平本の背中に大きく一礼。マイクを持つと「僕のことを知っている人は少ないでしょうけど、もっと知ってもらえるようにてっぺんを目指すのでよろしくお願いします」と興奮気味に宣言。

続けて、戦いたい相手を問われると、同じフェザー級のトップファイター朝倉未来の名をあげ「(朝倉が)引退するまでの間に実力をつけて上がっていく。その時は戦ってください!」と挑戦状をたたきつけた。