元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー(34=グリーンツダ)が男性ボクサーとしての復帰に向けて、今月15日に受験を希望していたプロテストを断念したことが、分かった。

所属ジムの本石昌也会長が7日に明かした。今後は次回、プロテストが行われる予定の7月の受験を目指す。

本石会長が4月27日に東京都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、ライセンスを得るためのプロテスト受験の申請を行っていた。

性同一性障害に悩んできた真道は17年10月に引退。性別適合手術を受けて、戸籍も男性に変えた上で、ボクシングへの情熱を失わず昨年5月にジムの本石会長に直訴。男性ボクサーとして、再起を目指している。