プロボクシング4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)が9月17日、WBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との3度目対決を選択したと23日(日本時間24日)、米ESPNなどが報じた。試合会場などは明らかにされていない。両者は17年に初対決し引き分け。1年後の再戦ではアルバレスが判定勝利した。

アルバレスは今月7日、米ラスベガスでWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に0-3の判定負け。13年9月、フロイド・メイウェザーに負けて以来の黒星を喫した直後、再戦条項があったビボルとのリマッチに意欲を示していた。今回の報道によると、メキシコで開催されたイベントに出席したアルバレスは「我々は既に(ゲンナジー・ゴロフキンと)その契約を結んでいたので、始めたことを続けなければならない。それは2つの最大の戦い、ゴロフキン戦、ビボルとの再戦だと思う」と発言したという。

今年初め、アルバレスは英プロモート大手マッチルーム社、DAZNと2試合契約を結んでいる。今月のビボル戦、9月のゴロフキンとの3度目対決だった。「残念ながら(ビボルに)負けましたが。それは(契約を)再試行しないという意味ではない。ここで重要なのは忍耐力であり、再びそれを行う。確かなことは9月に戻ること。数日中に、次の試合を発表するつもりでいる」と明かしていたという。