日米マットで活動した米国人プロレスラー、ロッキー・ジョーンズ(本名マイク・マスターズ)さんが喉頭がんで死去したと8日(日本時間9日)、米専門メディア、PWインサイダーなどが報じた。68歳だった。以前からがんの闘病生活を送っていたという。79年にプロレスラーとしてデビューしたジョーンズさんは同年10月、WWEの前身WWFでインターコンチネンタル王座に挑戦。NWA移籍後、ミル・マスカラスらと対戦した。

81年5月、本名となるマイク・マスターズのリングネームで新日本プロレスのシリーズに初来日。藤波辰爾、タイガーマスク組とタッグマッチ、坂口征二やハルク・ホーガンとシングルマッチで対戦した。83年1月にはロッキー・ジョーンズの新リングネームで全日本プロレスにも参戦。当時のNWAインタージュニア王者となる大仁田厚に挑戦した。現役引退後は二ュージャージー州などでレスリングスクールなどを運営し、後進の指導にあたっていた。