アスカが毒霧噴射に成功も無念のKO負けを喫した。フェースペイントなしの本気モードの表情で入場した「明日の女帝」は因縁深まるリア・リプリーとのシングル戦に臨んだ。先週大会で組まれた3WAY形式ロウ女子挑戦者決定戦予選後に襲撃された暗黒ユニット「ジャッジメント・デイ」に所属するリプリーに対し、仕返しとばかりに腕ひしぎ逆十字固め、ヒップアタック、ダブルニーと猛攻を仕掛けた。

体格、パワーで上回るリプリーのベアハッグで反撃されると、アスカロック(羽根折り式胴絞め裸絞め)で捕獲。絞め落とすチャンスとなったが、敵セコンドのドミニク・ミステリオの妨害を受け、ロープ回避を許した。ドミニク・ミステリオの顔面に毒霧噴射で撃退に成功したが、この隙にリプリーに捕まり、相手必殺のリップタイド(変形両膝式パワーボム)を浴びてマットに大の字で沈む最悪の結末となった。

試合後、自らのSNSを更新し「しばらく旅に出ます」とつづった。米メディアではしばらくWWEロウ大会を欠場するのではないかと報じていた。

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