竹原慎二&畑山隆則ボクサ・フィトネスジムから初めて全日本新人王が誕生した。
フェザー級決勝で、東軍代表の西畑直哉(21=竹原慎二&畑山隆則)が西軍代表の児島弘斗(24=黒埼KANAO)と拳を交え、2回2分33秒、TKO勝利。2回にワンツーでダウンを奪い、そのままレフェリーストップ勝ちとなった。「ジム初の新人王になれてほっとしている。自分には努力と鉄の意志しかないし、それが才能だと思っている。ボクシングの才能はかけらもないので。竹原会長、畑山GMには感謝しかない」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
元WBA世界ミドル級王者の竹原会長、元世界2階級制覇王者畑山GMの世界王者コンビで02年にジム創設、08年にプロ認定された。竹原会長は「プロ認定から15年ほど、長かったですね。他のジムでは新人王や日本王者がポンポン出ていたので。うちは女子は(元女子世界5階級制覇王者)藤岡(奈穂子)がいたが、男子はいまいちだったから」と感慨深げ。畑山GMは「会長も自分もたたき上げ。今、アマ出身の選手が多い中、たたき上げだからね。努力と鉄の意志という武器で勝っていこうとやってきた」と愛弟子の躍進をたたえた。
21歳だった3年前、福井・敦賀市から上京し、所属ジムの門をたたいた。昨夏に右拳を痛めた際、1年間、ジムワークでテクニック面を鍛え直したという。西畑は「それで練習したのが良かった。3勝3KO無敗の選手(児島)に勝てて自信になりました」と笑顔。竹原会長、畑山GMの現役時代の動画もよくチェックするとし「畑山GMに近いスタイルなので、気持ちだけでも参考にしていきたい。目指すのはチャンピオンなので」と決意を新たにしていた。

