立ち技打撃格闘技のK-1グループは30日、「Krush172」(後楽園ホール)のメインイベント(第8試合)で、Krushスーパーバンタム級(-55キロ)王座戦3分3回延長1回を開催。王者璃明武(24=K-1ジム総本部チームペガサス)が延長判定3-0で、前Krushバンタム級王者で挑戦者の池田幸司(27=ReBORN経堂)に競り勝ち、3度目の防衛に成功した。

3回までの判定は3者とも30-30。延長では池田がゴングと同時に右のミドルキック。璃明武もボディーブローを連打しながら前に出た。璃明武は池田がバックブローを放ったところでパンチをまとめる。さらにパンチを放ちながら前に出てプレッシャーをかけた。しかし池田も下がらず、近い距離からヒザ蹴りを連発。その後、両者、近距離でのパンチの打ち合いとなる。最後に璃明武が顔面にパンチの連打をしたところでゴング。延長判定は3者とも10-9で璃明武を支持した。

璃明武は試合後のマイクで「本当はもっと圧倒的に勝ちたかったんですけど、相手の池田選手も元々わかってたんですけど、すごい強い選手だったんで、もう接戦で最後キツい、厳しい展開になったんですけど、そういう時に自分は一人で戦っているわけじゃないんで。普段からすごいたくさんの方に応援してもらって、スポンサーの方とかにも支えてもらって、自分はこの競技に人生を懸けて生活しているので、そこで接戦だったんですけど、必ず勝たないとなと思って、本当にいつも応援してくれる方のことが延長に入る前に頭に出てきて、その人たちと一緒に喜びたいなと思って」と周囲の人々への感謝が力につながったと説明。

続けて「本当に自分は技術にこだわっているんですけど、最後は気合で、気持ちで勝ち切ることができました。本当に皆さんのおかげです。いつもありがとうございます。自分はずっと発言しているんですけど、K-1のチャンピオンになるために毎日過ごしているので、その目標は今も変わらないので、今年もドンドン試合して勝って、K-1チャンピオンに必ずなるので、皆さん、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました!」とK-1王座奪取を力強く宣言した。

また、この日の第7試合ではKrushバンタム級(-53キロ)王座戦も行われ、王者黒川瑛斗(21=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3回2分14秒、KOで挑戦者大夢(だいな、22=WIZARDキックボクシングジム)を下して、初防衛に成功した。現Krushフライ級王者でもある大夢の同時2階級制覇はならなかった。

黒川は試合後、黒田斗真のベルト返上によって空位となっているK-1ワールドGPバンタム級の王座決定トーナメント開催を呼びかけた。