【ラスベガス(米ネバダ州)4日(日本時間5日)=藤中栄二】4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が聖地ラスベガスで11連続KO勝利を挙げ、77年ぶりに世界新記録を更新した。WBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)の挑戦を受け、8回TKO勝ちした。4本のベルトの防衛(WBAスーパー4度目、WBC5度目、IBF4度目、、WBO5度目)に成功。「褐色の爆撃機」と呼ばれた元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)が1948年6月にマークした世界戦通算KO記録(22KO)を抜き、約77年ぶりに世界新記録を樹立した。
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◆井上の世界戦記録 通算KO数の23KOはジョー・ルイス(米国)を抜き歴代トップ。5位以内の現役は井上とゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の2人のみだ。連勝は25となり、フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)らと並ぶ歴代3位。ルイス、フロイド・メイウェザー(米国)が26連勝で1位。通算勝利は25勝でオスカー・デラホーヤ(米国)らと並ぶ5位。チャベスが31勝で1位。オマール・ナルバエス(アルゼンチン)が28勝で2位。ルイス、メイウェザーが26勝で3位にいる。国内ではこの全項目で1位。18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本男子歴代1位の国内最短KO記録。

