東京プリンセスカップ1回戦4試合が行われ、セミファイナルでSKE48を卒業し、プロレス一本で勝負する荒井優希(27)と、地元藤沢でリラックスしてから今大会に臨んでいる上福ゆき(32)が激突。荒井が9分46秒、Finally(かかと落とし)で3カウントを奪い、上原わかなとの準々決勝にコマを進めた。

両者は至近距離でのビッグブーツの応酬などで意地をぶつけ合ったが、荒井がフルネルソンバスターでたたきつけサソリ固めへ。しかし上福もなんとかエスケープ、直後に逆フェイマサーを決めるがカウント2止まり。さらにブレーンバスターで投げ捨て、コーナーからのフェイマサーを狙うも、荒井がかわして背中にFinallyを突き刺す。丸め込みで返そうとした上福から逃れた荒井は、ショートレンジの一撃から最後は渾身(こんしん)のFinallyで勝負を決め、3カウントを奪取した。

荒井は試合後「勝っても負けてもなんか悔しさが残るっていうか。やっぱり同じ技? ブーツを使ったりする選手でもあって、キャリアもかなり上なので、試合中とかも自分が食らいつく部分が多くなってしまったりするので。最後はFinallyを決められたから勝てたけど、やっぱり悔しい部分がたくさん残ったなーって」と反省。

その上で「トーナメント表を決める時に、荒井が勝ち上がったら戦いたいってわかなちゃんも鈴芽さんも言ってくれてて。あの時は素直になれなかったんですけどうれしいなって思ってて。ですけどわかなちゃんを見てて、試合後に見つけちゃったんですよ。すごい目をしてたんで。めちゃくちゃ気を引き締めて、もう一個さらに上に上にと突き進んでいって、また瑞希さんのベルトに挑戦できるところまで荒井がたどり着きたいと思います!」と次戦へ向けて意気込んだ。

一方、上福は「なんかこうね、私もう本当に嫌いなのトーナメントという労働が。もうなんかね、これだけでちょっと心臓がね、やられんの、もうこの歳になってきて心臓に負担とかかけたくないし。おばさんをいたわってほしいって気持ちになっちゃいますね」と不満を述べ、「夏はね、トーナメントだけじゃなくてやることいっぱいありますし。江の島もね、大変盛り上がっていますので、藤沢にみんな来てください」と地元をアピールしていた。

 

▼東京プリンセスカップ1回戦(時間無制限一本勝負)

○風城ハル (8分47秒、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)

×HIMAWARI

○遠藤有栖 (12分15秒、什の掟→体固め) ×ハイパーミサヲ

○荒井優希 (9分46秒、Finally→片エビ固め) ×上福ゆき

○中島翔子 (15分19秒、ダイビング・セントーン→片エビ固め) ×辰巳リカ