プロボクシング元WBC世界ミニマム級王者重岡優大氏(28)がIBF名誉王者に認定されると19日、発表された。今年5月にIBF世界同級王座に挑戦した後、右硬膜下血腫で緊急手術を受けて入院生活を送る元IBF同級王者の弟銀次朗氏(25)をサポートするため、8月に現役引退を発表。その兄としての姿勢に敬意を表し、IBFから名誉王者の特別ベルトが贈呈される。

IBFダリル・ピープルズ会長は「あなた(優大氏)は多くの人が下すことのできない決断をしました。それはあなたの責任感、人格の深さ、兄弟愛を示すもので、あなたの選択はどんな称賛にも匹敵しないほどの尊厳があります。また銀次朗氏は戦士であり、彼の強さと不屈の精神が再び輝きを放つことを信じています」と日本ボクシングコミッションを通じてコメント。IBF名誉王者として認定するという。

授与式は21日午前、熊本のイオンモール宇城で開催されるJBC、WBCケアーズ・ジャパン内で行われる予定。また同会場では「重岡銀次朗応援募金」を設立し、ゲストの元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏がチャリティーサイン会を行い、収益金は全額寄付されるという。

銀次朗氏は現在、熊本県内の病院でリハビリを継続している。