総合格闘家のホルヘ・ペダーソンさんが銃乱射事件に巻き込まれて死去していたことが分かった。30歳だった。

今月1日に米テキサス州オースティンのバーで銃乱射事件が発生。死者3人、負傷者14人となったが、死者のうちの1人がペダーソンさんだった。家族は死亡が確認された後に「非常に健康で愛情深い若者で、ムエタイと総合格闘技に情熱を持ち、この5月にプロになる予定だった」と声明を発表した。

銃撃犯とされるセネガル国籍の容疑者(53)は駆けつけた警察に射殺。同容疑者はイラン国旗がデザインされ「アラーの所有物」と書かれたシャツを着用していたという。米国がイスラエルとともにイランを攻撃し、最高指導者ハメネイ師を殺害した翌日の銃乱射事件でもあり、捜査当局はテロ事件の可能性もあるとみて調べている。

米NBCニュースによると、ペダーソンさんは銃撃後、生命維持装置をつけていたものの、2日夜に帰らぬ人となった。米ミネソタ州グレンウッド出身で、総合格闘技のキャリアアップのため、事件2週間前にテキサス州に引っ越したばかりだった。新進気鋭のファイターとして知られ、アマ戦績4勝2敗のライトヘビー級戦士だった。

練習拠点だったアカデミー・マーシャルアーツジムの仲間たちも悲報にショックを受けており、オーナーのグレッグ・ネルソン氏は「競い合い、そこから学び、目の前の相手とえり好みせずに対戦したファイターだった」と故人を悼んだ。