第6試合でインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座戦が行われ、王者の黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)に、メガトンが挑戦。途中までトラースキックや延髄斬りなどを浴び、ボコボコにされていたメガトンが9分24秒、黒潮の前蹴りをキャッチし、すかさず横入り式エビ固めに移行して3カウント奪取。まさかの王座戴冠を果たした。

敗れた黒潮はバックステージに現れてもまだぼうぜん。そして試合後の第一声で「良かったぁ、かけてるベルト、ストロングスタイルじゃなくて良かったぁ」と何とか言葉を発した。そして「やっちゃった。まあいいや、まあいいよ。今、喜んでればいいよ、そのうちお前がそのベルト持ってる間は多分だけどうちのアップタウンから次々に変なやつが挑戦しにくると思うよ…」とメガトンに対して捨てせりふを吐いた。

黒潮は現在、初代タイガーマスク佐山聡率いるストロングスタイルプロレス(SSPW)のレジェンド王者でもあるが、この試合では同王座のベルトはかけておらず、19日のSSPW後楽園大会では予定通り関本大介を相手に防衛戦を行う見通しだ。

しかし“ストロングスタイル”を標榜(ひょうぼう)する団体の王者が、「みんなの声援でベルトを獲ることができました! 64連敗をストップするとともに、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級チャンピオンになりました!」と涙した女子選手に負けた事実は重い。19日後楽園では初代タイガーからのお仕置きが待っている可能性はある。

◆インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座 もともとは1993年に大仁田厚が率いるFMWが創設。初代王者はザ・グレート・サスケ。封印や復活なども経ながら、KAIENTAI DOJO(現2AW)、DDT、大日本プロレス、みちのくプロレス、FREEDOMSなど多くの団体でタイトル戦が行われてきた。過去には朱崇花(現VENY)もベルトを巻いたことがある。