プロボクシングWBO世界フライ級6位飯村樹輝弥(28=角海老宝石)が14日、都内で世界戦初挑戦の前日計量に臨み、リミットから300グラム少ない50・5キロでクリアした。15日に横浜BUNTAIで同級王者アンソニー・オラスクアガ(27=米国/帝拳)に挑戦する。
計量を終えた飯村は、約9秒間のフェースオフ(にらみ合い)の後、相手が差し出した手に応えてがっちりと握手。最後は報道陣に向けてガッツポーズし、気合を示した。「(相手は)笑顔の裏に鋭い眼光、闘志を感じた。そこは自分も負けていない」。万全の状態で、プロ11戦目にして初の大舞台に臨む。
4度防衛中の王者との対戦は、待ちに待った一戦だ。昨年12月に挑戦予定だったが、自身の負傷により無念の辞退を強いられた。22年10月から本格的にマネジャーやトレーナーとして支える元ボクサーの真成美夫人(28)とともに、毎日勝利へのプランを計画。「強い選手に勝つことが魅力。勝てれば何でもいいです」とうなずいた。
日本王座、東洋太平洋王座獲得の実績を持つが、今回の相手はレベルの違う強敵。この数日間は1歳の長女を妻の実家に預け、妻と2人で「打倒オラスクアガ」へ戦ってきた。「周りからの期待感もある。やります」と闘志十分だった。
オラスクアガは、リミットから100キロ低い50・7キロで計量をパスした。

