米国総合格闘技団体ストライクフォース(SF)ウエルター級王者ニック・ディアス(米国)が日本総合格闘技のリング開催継続を強く訴えた。29日のDREAM14(さいたまスーパーアリーナ)の桜井“マッハ”速人(マッハ道場)とのワンマッチのために来日しており、27日に都内のホテルで取材に応じた。今回のDREAMは全8試合とも通常のリングではなく、ケージ(金網)で行われる。SFと同じケージマッチになったが、ディアスは「日本がケージに変えるのは間違い。独自のリングとルールを貫くべきだと思う」とキッパリ。

 さらに「(世界)すべてがケージになると格闘技ではなく、スポーツになってしまう。誰が総合格闘技で一番かを決めるならばケージよりもリング。格闘技は100年、リングで戦っているのだから」と強調していた。