新日本は22日、都内の事務所で会見し、5月の米東海岸遠征の参戦選手として、前IWGPヘビー級王者小島聡(フリー)や内藤哲也、高橋裕二郎らを追加発表した。既に発表されているIWGPヘビー級王者棚橋弘至、中邑真輔らを加え、豪華な顔触れになった。会見に出席したタイガー服部レフェリーは「トップの選手がみんな行く。WWEに負けない試合ができる」と自信を見せた。

 遠征は5月13日のニュージャージー大会で開幕。14日にニューヨーク、15日にフィラデルフィアと3連戦を行う。新設されるIWGPインターコンチネンタル王座は、この3大会をかけて初代王座決定トーナメントを開催する予定だ。

 11日に起きた東日本大震災の影響で、現地からは渡米ができるか心配の声も上がっていたという。菅林直樹社長は「問題はないです。入国審査に少し時間がかかるぐらいでしょうか」と不安を一掃した。