大関豪栄道(31=境川)が1敗を守り、単独トップに立った。

 豪栄道は、前頭2枚目の碧山(31=春日野)に、立ち合い頭で当たって最後は左に回り込んで突き落とし。8勝1敗で勝ち越しを決め、かど番を脱出した。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭5枚目の正代(25=時津風)を寄り切って6勝3敗。幕内での通算勝ち星を707勝とし、並んでいた武蔵丸を抜き歴代単独6位となった。

 6日目からけがで休場している大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は1勝5敗3休で負け越しとなり大関陥落、来場所は関脇から出直しとなった。

 1敗で並んでいた前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は、同3枚目千代大龍(28=九重)にはたき込まれ2敗目。同12枚目大翔丸(26=追手風)も、同8枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に押し出され2敗目となり1歩後退した。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同6枚目輝(30=伊勢ノ海)に押し出され2勝7敗、あとがなくなった。前頭14枚目遠藤(26=追手風)は同9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)にはたき込まれ4敗目を喫した。