宝富士が14連敗中だった稀勢の里から金星を奪った。左下手を引かれたが耐え、土俵際で捨て身の投げを決めた。

 「上手をとられなかったのが大きかった」と言い、不調の横綱を「仕切りがいつもより早かったような…」と振り返る。多くの懸賞に「24本でしょ? 数えました」と“自己申告”。3個目金星は鶴竜、白鵬に続くもので「当たれる横綱全員から取れたのがうれしい」。