大相撲の春巡業は29日、水戸市で行われ、約1カ月の日程を終えた。

この日は平成最後の昭和の日。休場の前頭勢を除いた昭和生まれの関取衆25人が、昭和を意味する「S」の人文字をつくるなどして記念撮影。前頭琴奨菊、豊ノ島の提案で令和に移る直前に実施。琴奨菊は「平成生まれも頑張っているけど、自分たちも一緒に盛り上げられたら」と理由を説明した。最年長40歳の安美錦は「令和でまた相撲を取れることに感謝しながら頑張りたい」。横綱白鵬は「令和でも熱い戦い、昭和生まれの強さを見せたい」と、春場所(5月12日初日、東京・両国国技館)へ照準を定めた。