貴景勝が大関に復帰後、初めての黒星を喫した。呼吸が合わず3度目の立ち合い。当たって左でいなしたものの、回り込むことができず朝乃山につかまった。

3連勝中だった相手に敗戦。左大胸筋を肉離れした秋場所千秋楽から50日。この日の朝稽古で、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)から「押し相撲は連勝すると波に乗れる」と自身の経験を踏まえて期待されたが、連勝発進とはならなかった。