大相撲の年寄「間垣」を襲名した元横綱白鵬が1日、東京・両国国技館で引退会見を行った。質疑応答では、NHKの藤井康生アナウンサーが報道陣の代表質問を担当し、白鵬の目を潤ませた。

藤井アナが入門当時についての質問すると、白鵬が目に涙をためて約10秒間、言葉に詰まる場面もあった。会見は日本相撲協会ユーチューブで生配信され、チャット欄には「藤井アナは泣かせようと必死」「横綱でもやはり言葉に詰まるんだな…それはそうだな」「藤井アナが泣かせにきよる!」「寄り切れ!藤井アナ!」などのコメントが書き込まれた。

藤井アナは約30分間の代表質問中、横綱審議委員会(横審)からの厳しい指摘についても触れた。これにはチャット欄に「厳しい質問だけど正直本人から直接聞いてみたいところではある」「藤井さんやるね」「なんだかんだで横審の連中の顔も立ててあげてる白鵬はオトナだよなぁ」「藤井さんだからこそ聞ける質問」などの感想が寄せられた。