優勝45回の幕内最多優勝など、数々の記録を打ち立てて引退した元横綱白鵬の間垣親方が1日、東京・両国国技館で、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)同席の元、記者会見に臨んだ。師匠、間垣親方のあいさつで始まり、会見は約40分にわたって進んだ。

◆主な横綱の引退会見 千代の富士は「体力の限界…。気力もなくなり引退することになりました」の名言を残した。史上初の兄弟横綱で「若貴ブーム」を巻き起こした兄の3代目若乃花は引退に際し「やることはやった」と胸を張り、弟の貴乃花は節目に「非常にすがすがしい気持ち」と涙を見せなかった。稀勢の里は「私の土俵人生において、一片の悔いもございません」と発言。人気漫画「北斗の拳」のキャラクター、ラオウの名ぜりふを引用して話題を呼んだ。